農事組合法人　ハイフラワー

【コラム】農場長のつぶやき

ハイフラワーの農場長の日々のつぶやきです。うれしい事や驚いたこと・・・。花に向けて、社員に向けて、パートさんたちに向けて、そして自分に向けて、農場での出来事をつぶやいています。もちろんこのコラムを読んでくださる皆様にも。

2008年10月15日以降の「つぶやき」は「農場長のつぶやき」ブログで！

1月30日（晴）

【穏やかな日は】
風、風、すごい風が連日吹き荒れて、トンネルはバタバタ、防草シートはやぶけ、トレーは吹っ飛び、私共ハイフラワーのみならず、ハイズガーデン、さいたま農場も大変なことになってしまっています。

しかし、昨日、今日はその連日の風がうそのように、暖かく穏やかな日となりました。今日は朝から用土作りに励みました。風の強い日に土を材料と混ぜるとピートモスが風で飛ばされてどこかへ行ってしまうのです。ですから今日は絶好の用土作り日和。頑張りましたよ。

冬至から1ヶ月ちょっとですが、この頃日も長くなりました。太陽もお昼にはけっこう高い位置から照っていて、寒いながらも植物は春を感じているようです。ノースポールやパンジー、ビオラもこの陽気にちょっとだけぴょろっと伸びましたね。こうしてみると、人間のほうが季節の移り変わりには鈍感なのでしょうかね。口から出る言葉は「寒い寒い」だけですものね。

1月20日（晴）

【子ウサギたち】
１月１日にウサ吉とさくらに4羽の子ウサギが生まれまして、この頃巣（小さなダンボールの箱ですけれど）から出てくるようになり、乾草やペレットをかじるようになりました。まったくこれがかわいらしくてちょくちょく手を出してしまうのですが、さくらお母さんに怒られてしまうのですよ。耳たれロップイヤーのチャッピーに比べて、ピーターラビットのようなさくらお母さんは母性本能が強く、とても子供たちも元気よく、お腹もぽっこり大きな子供たちに成長しています。

▲巣（小さなダンボールの箱）で眠る子うさぎたち。

▲白い毛の子もいます。ウサ吉お父さん似ですね。

▲お父さんのウサ吉。

▲さくらお母さんと元気に動き回る子供たち。

それにしても先日まで少し春めいた天気でしたが、この頃は寒いですね。自慢の温湯暖房機もけっこう燃料使っています。でも苗たちはすくすくと育っていますよ。育苗担当のYASUEもちょっとは安心してこの寒さの中での苗作りに精を出しています。今日はいよいよニチニチソウの苗が発芽室から出てきました。毎年毎年失敗の連続だったのですが、今年はいい苗になる予定です。でもちょっとドキドキですけれどね。

1月14日（曇/雨）

【雨】
久しぶりの雨となりそうな今日の予報に朝自宅のドアを開けてみると、もうさっと降ったあとでした。

ここのところ寒い寒い日が続いていたのですが、このしっとりとした空気は春の香りを思い出させてくれました。そういえば今月は気温が上がって山のほうでは雪崩を警戒するようにとニュースでも言っていたっけ。

もう今は昼なのですが、羽生はちょっと春は過ぎてしまったような感じです。冷たい雨が少し降り出しました。暖かいと言っていたはずですよ。

こんな風に春まだ遠いハイフラワーですが、芽出し球根の大量出荷（12万ポット・2500箱）に向けてダンボール詰めが始まりました。これは私たちのちょっと早い春の便りでしょうか。・・・あー忙しい。

1月9日（晴）

【新年おめでとうございます】
新しい年が明けてしまいました。忙しい年末が終わり、忙しい新年を迎え、そして今日も忙しかった。何十年ぶりの寒冬とやらで、毎日毎日寒い日が続いています。防霜ハウスを足場パイプで作って露地のパンジーを入れようとせっせと作っていましたが、今日何とか完成しました。これで春までパンジー達は寒いながらも元気に育ち続けてくれることでしょう。

育苗ハウスに最新兵器が導入されました。・・・ハイフラワーにとっての最新なだけですけれども。温湯暖房機といってボイラーでお湯を沸かしてそれをパイプで育苗用のベンチの下に引っ張ってきて苗の土を床暖房に暖める設備なのです。これ、すごくいいようです。ベンチを一台だけ去年の年末に設置したのですが、これからあと15台分パイプをベンチに設置します。これでニチニチソウやインパチエンスなどの高い温度が必要な植物の苗はすくすくと育ってくれる・・・はずなのです。

と言うわけでハイフラワーの工作員は明日もせっせと工事を続けます。