農事組合法人　ハイフラワー

【コラム】農場長のつぶやき

ハイフラワーの農場長の日々のつぶやきです。うれしい事や驚いたこと・・・。花に向けて、社員に向けて、パートさんたちに向けて、そして自分に向けて、農場での出来事をつぶやいています。もちろんこのコラムを読んでくださる皆様にも。

2008年10月15日以降の「つぶやき」は「農場長のつぶやき」ブログで！

4月25日（曇・雨）

【雹-ひょう】
今日は久しぶりに”雹（ひょう）”が降りました。大きな粒でしたよ。指の先ほどの大きな粒。ただしシャーベット状のものと一緒に降ってくれたお陰でしょうか、とてもソフトなあたり心地のひょうでした。ハウスのビニールを破ることも無く、花を傷めつけることも無かったようです。四国生まれのうららはひょうを初めて見たといって興奮していました。ハイフラワーはそんなわけでほとんど被害がありませんでした。

ちょっと離れたところでは、一面に積もるほどに降ったそうです。そんなに降ったら外にある宿根バーベナ、モンタナ、ガザニア、ルピナス、セダム・・・危うく全部捨てなくてはならないところでした。

いずれにしても今日は空気の冷たい一日でした。

4月20日（曇）

【八重のヤマブキ】
いやー今日は少々疲れが出ましたかね。天気は雨が降った後、風が吹き、晴れたり曇ったり・・・。その度にビニールハウスを開けたり閉めたり、こんな天気の日はいつもこうなのです。今週に入ってフルーツトマトの苗の大量出荷が続き、毎朝スタッフ全員6時半からトマトの苗をハウスの中から手渡しで運搬用の台車に載せているのです。みんな毎日頑張ってくれていますよ。

今日は農場のご近所で八重のヤマブキの花が咲き始めたのを発見しました。子供のころ私の実家にも八重のヤマブキが植わっていました。今は実家もそこから移ってしまい、あのヤマブキの花は今でも咲いているのかなぁ・・・。きれいな花なのですが、すぐにパラパラと散ってしまうのですよね。今なら落花防止剤とかをかけてあげられるのになぁ。・・・でもそれは花にとっては迷惑なことなのでしょうかねぇ・・・。

4月14日（曇）

【気温が上がった】
昨日、今日と本当に気温が高くて、ハウスも温度を保たなくてはいけないニチニチソウやベゴニアでさえも、ほぼ全開状態で、春というよりそろそろ初夏かなというくらいの気候です。今日は朝から薄日も差して、ここ数日の雨模様でピョロピョロしていたトマト苗も少しはシャキッ・・・あれれ・・・ヘロヘロです。
ちょっとヤバイですよ。

ヒロポンもコバトンも元気に頑張っています。少々疲れもたまったか、ヒロポンは夕方少々バテ気味。コバトンは朝一ハウスを開けている時に、ハウスの開閉に使うクルクルと呼ばれている道具で目の上を”ゴンッ”とぶつけて血を流し、今日はコバゴンになっていました。コバゴン、気をつけてください。

▲クルクルと回すとハウスのビニールが上に開きます。不用意に手を離すとばねの力でものすごい勢いで戻るので、クルクルが自分の顔に当たります。気をつけよう。

4月11日（雨）

【入学式】
ひとつ訂正を。前回『梅らしき』と書いてしまいましたが、よーく考えてみたらそれは『桃』ですよね。旧暦で言えば居間は桃の節句の頃。ああ恥ずかしい。

昨日は娘の入学式。私は高校へ、妻は中学校へと出かけて行きました。高校の正門前には桜の花びらがちらちらと舞い、入学式の1シーンとしてはかなりよい舞台設定でしたね。『天気が良かったらお父さん直接高校へ行って、式が終わったらすぐ帰るから、バスに乗って一人で帰りなさいヨ！』とは言ってあったのですが、幸いにも天気は少々雨混じりの私達花農家にとっては絶好の曇り空。『ちょっとは父親らしく・・・』と思ったのも式が終わるまで。娘は待てども待てどもどこにいるのかわからず・・・すると家から電話。

「お父さん・・・」

と、娘からでした。『親の気も知らずに、バカヤロー!!』と心で叫び、一人で帰宅したある春の日の午後でした。