農事組合法人　ハイフラワー

【コラム】農場長のつぶやき

ハイフラワーの農場長の日々のつぶやきです。うれしい事や驚いたこと・・・。花に向けて、社員に向けて、パートさんたちに向けて、そして自分に向けて、農場での出来事をつぶやいています。もちろんこのコラムを読んでくださる皆様にも。

2008年10月15日以降の「つぶやき」は「農場長のつぶやき」ブログで！

|農場長のつぶやき(過去分)|

12月30日（晴）

【よいお年を・・・】
28日は仕事納めでした。一年間、スタッフの皆様お世話になりました。寒い中、暑い中、雨の中、雪の中、ハイフラワーの花一鉢一鉢を大切に育てて下さり、本当にお疲れ様でした。

そしてこのホームページを見てくださっている皆様、本当にありがとうございました。ちょっと更新お休みの多い一年間でしたので、来年は心を入れ替えてがんばって書き続けます。よろしくお願いいたします。

さて、暖かな冬をすごしていた埼玉県北部地方も、寒さが厳しくなってまいりました。26日からビニールハウスにも暖房が入りました。設定温度が-1℃なので中に入っているアリッサムやノースポールが凍らない程度の暖房ですけれど。

今年の冬はあまりに暖かかったので、水道管の凍結防止を忘れていました。暖冬の影響で（？）遅れた作業がもうひとつ。ビニールハウスに内張りといってビニールを二重に張るのですが、この作業が遅れている・・・というか今年中には張れなくなってしまいました。年が明けたら早速取り掛かりましょう。暖房の燃料の重油や灯油は高値なので節約しなくてはいけません。

仕事納めにはなったものの、花の管理は一年中休みがありません。お正月中は3人のスタッフが出勤です。

本年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。

12月21日（晴）

【アネモネとラナンキュラス】
暖かいとはいえ、芽出し球根の植え付けの季節となりました。今年はアネモネとラナンキュラスも新しく登場しました。

アネモネとラナンキュラスの最初の灌水はちょっと注意が必要です。なぜなら両者とも球根として手元に来るときには、乾燥してミイラのようになっています。それに急激に水を吸わせると、あっという間に吸水して、球根の組織が壊れてしまうのです。

実際、私も10年以上前に『一儲け』と思って植えたアネモネの球根が3割程度しか発芽しなかった事がありました。

今回は失敗は許されませんので、花仲間の「川越のうめちゃん」にちょっと吸水の仕方を聞きました。土に球根を植えたらささーーーっと軽く軽く水をあげて土から球根に徐々に水を吸わせていくそうです。

それから10日ほど、根や芽が顔を出して、ひとまず今回は成功でした。ただし全部の鉢から芽が出るかはまだちょっと様子を見ないといけませんが。

この後はチューリップ、ヒヤシンス、スイセン、クロッカス、ムスカリと植え込みは続きます。年内いっぱい忙しいですよ。

12月20日（曇）

【ボイラーが稼動】
またまた暖かな一日。今年は暖かいので農場の休憩所やトイレの水道管凍結防止用電熱線の電源を入れ忘れていまして、今日やっとチェックして回りました。

いつもの年なら11月には欠かせない仕事なのですが、忘れてしまうほど暖かい。ちなみに熱線を入れ忘れると水道管の中の水が凍って破裂します。いつだったか農場のトイレの水道管が破裂して、それはもうえらい騒ぎに・・・。

育苗温室のボイラーのスイッチが入りました。ここ数日2～3時間程度ですが”ボーーーー”っという大きな音とともに燃えています。ペチュニアの苗がボイラーを付け出してから育ちがいいですね。10℃の設定なので”温度”は高くありませんが、今年は燃料の”重油”が高いので”ボーーーーー”という音は少々つらい音に聞こえます。