つぶやき

【コラム】農場長のつぶやき

ハイフラワーの農場長の日々のつぶやきです。うれしい事や驚いたこと・・・。花に向けて、社員に向けて、パートさんたちに向けて、そして自分に向けて、農場での出来事をつぶやいています。もちろんこのコラムを読んでくださる皆様にも。


2008年10月15日以降の「つぶやき」は「農場長のつぶやき」ブログで!

|農場長のつぶやき(過去分)|


3月29日(晴)

【暖かい春は】
今年の天気は本当におかしいですね。桜が咲く咲くと言われながら気温が下がってしまったりして。我が家の近所もいよいよ春ですね。数日前からウグイスが「ほーほけきょ」とちゃんと鳴くようになり、桜の花もちらほら咲き出しましたよ。モクレン、ハクモクレン、コブシの花々は、今年はとても快適な様子。いつもの年なら咲き出すと気温が上がってすぐに満開、そして霜か大風で真っ黒くなってしまって、あっという間にかわいそうな姿になるのですが、いつまでもきれいに咲いてくれています。そして今日の暑いこと。まったくちょっと初夏の空気でしたね。

芽出し球根の残り苗たちがきれいに花を咲かせています。チューリップ、ムスカリ、スイセンなどの花々が南風にゆらゆらと。チューリップは本当にかわいいですね。なんとも単純な花なのに、なんとも言えません。

いつもの3月ならば温度を保って育てているニチニチソウやインパチェンスなども今日はハウスを少し多めに開けて外の風を入れて温度調整。こんな3月初めてです。この分では去年の(例年の)寒さの記憶は来年にはすっかり忘れ去られてしまいそうです。来年の春のハウス管理がちょっと心配になってしまう春でした。

なのはな

▲羽生市内用水脇。菜の花がきれいに咲いています。

3月23日(晴)

【ペチュニアとかニチニチソウとか】
ハイフラワーもすっかり春になってけっこう忙しくなってきました。トマトも約3万鉢が植えられて、残るはあと13万鉢。まだ種まきも続いている。まだまだありますよ。

ペチュニアの植え込みもどんどん進んでいますが、出荷もどんどんされていて、B棟と呼ばれる一番大きな温室は最期のパンジーたちが出荷されて、来週からはペチュニア一色となります。

ニチニチソウも元気ですよ。去年は私の担当だったのではっきり言って調子が悪かったのですが、今年は・・・ばっちりと根が張っていていい苗になっていきそうです。暖冬だったせいか少し生育も早まっているようです。・・・それもまた予定がずれてしまうので困ってしまうのですけれどね。

ここ一週間は風が強く、寒気も入って「冬」を感じていましたが、昨日、今日は暖かい天気になって気持ちよく仕事ができました。明日も暖かいと良いのですけれど。

つぼみ

▲羽生市内の桜のつぼみ。開花までもう少し。

3月13日(晴)

【トマトスタート】
昨日の午後、今日と風が強く、とてもとても嫌な一日でした。

そんな中、トマト苗の植え込みが本格的に始まって、今日はパートさんたちも久しぶりにたくさんの人が残業してくれました。トマトの苗はどうしても地際から双葉までが長くなるので、深めに植えなくてはならず、皆さん苦労して植えてくれる品目です。来月になれば立派な苗になってホームセンターへ送られます。健康な苗に育つまでハウスの温度管理、水管理には気を使います。

農場に植えられてから3週間で出荷という短期決戦なので、一日一日が本当に「勝負」といったところです。


スイセン

さて、写真は我が家の前の道のゲリラ花壇。本来は花なんぞ植えてはいけないのでしょうが、この隙間は我が家の前がことさら広く、立派な花壇として利用しています。

スイセン

この写真、もっときれいに撮れたと思っていたのですが、なんだか出来損ないの特撮みたいですね。この紫のツンツンしているのはヒヤシンス、その横には黄色の小さなスイセン(おそらくテータテータ)。これはたぶんおととし出荷した芽出し球根の残り物を植えたものです。大して世話をしているわけではないのにまた咲いてくれました。

・・・ヒヤシンスは・・・こんなものではありませんけれど。

3月10日(晴)

【用水の土さらい】
予告した通りにこの週末は農場スタッフ全員による用水の土さらい。いやー農場が広いと用水もあちこちに流れていて、けっこう大変でした。これが終われば羽生の春はすぐそこってところです。

そういえば先日まで寒々しい感じだった雑草たちも今日土さらいをしながら眺めると、活き活きしていて、春本番は良いけれど、またまた除草剤かけに終われる日々がやってくると思うと寒い冬のままでも良い事はあるものだと思わされました。

今週もこれにて全て終了。事故無く終われる事に感謝感謝。さーてプールでひと泳ぎしてから帰ります。

3月9日(晴)

【ペチュニアの出荷】
今週からペチュニアの出荷が始まりました。

もうハイフラワーはすっかり春・・・ってことですよ。今年はけっこう・・・いやいや今年もけっこういい出来栄えです。これから秋までペチュニア尽くしのNobu(ペチュニア担当)です。

私もフラフープという赤・青・紅色の花びらに白い輪が淵に入る品種のペチュニアをこの春は担当していまして、このフラフープシリーズもめでたく出荷が始まりました。やはり初出荷というのは気持ちいいですね。

さんざんお伝えした蒸気ボイラーですが、めでたく今月に入ってからは運転を開始しています。しかしながら少々コツがあるみたいで、実は初めての運転の時には用土の温度が必要な温度にまで上がりきらず・・・。失敗してしまいました。どんなものにもポイントはあるものですね。本当のことを言うと2回目も失敗してしまいまして、3回目にはめでたく用土の隅々まで80℃まで上がり、胸をなでおろしました。「あらら・・・また無駄遣いしちゃったかな・・・。」と心配しちゃいましたよ。まったく。

今日は用水の土さらい(これは田んぼ地帯の年中行事です。)をユンボ(パワーショベル)を使ってやってました。今週はスタッフ総動員でスコップで土さらいです。農場は広いのでけっこうな仕事になりますが、これをやっておかないと地域の皆さんに怒られちゃいますからね。

3月2日(晴)

【花生産者の集まり】
今日も一日終わりました。

昨日はFMC(フラワーメイトクラブ)という、埼玉県の農業大学校の花卉教室の卒業生が中心となっている鉢花生産者の集まりがあるのですが、その総会がありました。

このグループは埼玉県内の鉢花生産者のリーダーと呼べるような人たちから、今年大学校を卒業した若い一年生生産者まで幅広い年齢層の69名の会員で構成されていまして、私も約20年前から研修先(この方がFMC創設者の一人です)の紹介で入会させて頂いたわけです。

「駆け出しなもので・・・」などと言っていたのに、もう中堅の生産者に年齢だけはなってしまっていて、「腕のほうは今だ未熟なままだなぁ・・・」とつくづく思いました。もっともっと自分自身を磨いて色々な意味で「良い生産者」にならなくてはいけません。

3月1日(晴)

【オランダの花市場】
先月、常務がオランダに出張してきました。

世界最大の花市場「アールスメール市場」も見学したそうなので写真で紹介します。

*Aalsmeer*
アールスメール市場(URLhttp://www.vba.nl/)

世界最大規模の花市場。10年前に見学したときからさらに規模が拡大されていました。現在の延べ面積は約30万坪。

アールスメール市場

▲トラックターミナル。大型トラックがずらり。

アールスメール市場

▲市場の中の様子。商品は台車に積まれて牽引車で移動。
この時期の切花取り扱いはバラ、ガーベラが多いようです。

アールスメール市場

▲向こうが霞んで見えるほど広いです。迷子になったら大変。

アールスメール市場

▲取り扱いの多い商品はバラ、ガーベラ、チューリップ、カーネーションやキク類で
いずれも億単位の本数が取引きされます。
ここはバラ専用の競りレーン。

アールスメール市場

▲市場の取り組みとしては新商品の棚持ちの検査や、ディスプレーなどが多々行われています。
鉢花取引き商品では寄せ植えの完成品が主流でした。
もちろんパンジーもありました・・・が、この日付いた値段は0.21EUR。

アールスメール市場

▲市場内の卸屋さん。

アールスメール市場 アールスメール市場

▲おまけ画像。オランダの町並み。おもちゃみたいにかわいいです。


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