農事組合法人　ハイフラワー

【コラム】農場長のつぶやき

ハイフラワーの農場長の日々のつぶやきです。うれしい事や驚いたこと・・・。花に向けて、社員に向けて、パートさんたちに向けて、そして自分に向けて、農場での出来事をつぶやいています。もちろんこのコラムを読んでくださる皆様にも。

2008年10月15日以降の「つぶやき」は「農場長のつぶやき」ブログで！

6月18日（曇/晴）

【ルドベキア】
梅雨に入って10日ほどが過ぎて、雨が降ったり曇ったり、はたまた急に晴れてしまったりと相変わらずの天気に右往左往する毎日です。

先日よりルドベキアの新しい品種”プレーリーサン”という花が出荷されています。この花、ルドベキアの中でも花色、花の大きさ共に以前からのルドベキアとは全く違っています。ちょっとレモン色がかったさわやかな色の花びら、そして普通濃い茶色の芯は薄い緑色をしていて、ちょっとやぼったいルドベキアの印象はがらりと変わりました。

・・・実はこの”プレーリーサン”は去年の秋に咲けばちょっといいかな・・・なんて思って種子をまいてもらったものの花を咲かせずに冬を越して今咲いたというもので、こんなふうに「きれいな花が咲きました！」なんていってちゃいけないくて、とにかく咲かせて売り切らないといけないのです。
複雑な思いを乗せてこの”プレーリーサン”は今日も花市場へ出荷されていきました。

6月3日（曇）

【蒸し蒸しと】
今日は天気がよくなかったのですが、蒸し蒸しと梅雨を思わせる空気の中、花は結構水を吸っていまして、湿度が上がってあまりあげたくはないのですが、水をあげました。あげはじめてしばらくすると雨が降り出して「ああ、やっぱり止めておけばよかった」と後悔しましたが、もう途中では止められません。一区切り付くところまであげてしまいました。こんな天気に水や肥料をあげると、花たちは思いもよらない成長をしてくれるものでして、ビロ～ンと伸びてしまったり、病気になってしまったりすることもあるのです。今までも何度「やらなきゃ良かった・・・」と思ったことか。・・・なのでちょっと調子の悪い百日草（ジニア）に殺菌剤をまいておきました。これはいい事なのでしょうかねぇ。

6月1日（晴）

【ウサギ】
ウサギが先日生まれた・・・と思ったら、また生まれてしまいました。前回は飼育方法に問題があって、1羽しか残らなかったのですが、今回は6羽生まれて5羽が元気に育っています。なんでも赤ちゃんというのは可愛いものですよね。今日生まれた5羽は、白、グレー、白茶など、いろんな毛色が育って楽しいです。幸いにももう引き取り手が決まりまして、飼育係としてはほっとしています。前に生まれたブルテリアに似ていた”ブル子”（雌雄はまだ分からず）は立っていた耳が先日から立ったり垂れたりしていましたが、2日前から完全な垂れ耳になり、父親、母親と同じような姿になりました。この子も可愛くて床をカサカサと音を立ててなでるとこっちにやってきます。そろそろ母親から離さなくてはなりません。このハイフラワーで生まれた初めての子は、農場に置いておこうと思っています。

▲お父さん

▲お母さん

▲ブル子

▲新生児

【アゲラタム】
アゲラタムって知っていますか？先週から今週にかけて出荷された可愛い花です。この花、意外と・・・あなり売れないのです。でも花が咲くとふわふわの花がとっても可愛く・・・このふわふわに雨がかかると痛んでしまってちょっと見栄えが悪いのです。
だからちょっと売れ行きが悪いのでしょうね。でも花壇やプランターに植えるとキレイなんですよ。ちょっとお店で探してみてください。