
農場長のパンジー栽培記録【番外編2】(03/10/11)
【4.道中】
市場までのルートは羽生->東北道->浦和->首都高速->葛西
片道1時間ちょっとの道程です。安全第一で運転しましょう。
あらま、首都高名物渋滞・・・。


▲安全運転で・・・。まぁ、渋滞でスピードは出せませんが。
【5.市場到着】21:00
高速道路の渋滞はすぐに解消、おおむね予定通りに東京フラワーポートに到着です。早速トラックから花をおろして、品物の数量をチェックしてもらいます。
この花たちは明日の朝のセリにかかります。どんなお客様が買ってくれるのでしょう。


▲数量・品種のチェック。ウチのパンジー達をよろしくお願いします。


▲東京フラワーポート荷受場。たくさんの生産者から様々な花が入荷していました。パンジーなど苗物の他、シクラメンやキク等の鉢物、観葉植物もありました。
ある日のセリ風景。

正面の電光掲示はセリ商品の価格を示しています。セリが始まると電光掲示の価格が下っていくので、買参人(*)はこの電光掲示を見て、希望価格になったら手元のボタンを押します。一番最初に(つまり最高値ですね)ボタンを押した人が購入できるシステムになっています。電光掲示は向かって右上から左下へ動きます(高→安)。
*ばいさんにん:商品を購入する人。
写真・取材協力:東京フラワーポート株式会社
【6.ただいま】23:00
往復160kmの走行、無事に帰ってきました。トラック君もお疲れ様でした。
という訳で、チューリップマークのトラックが走っていたら、お花が載っていますので優しくしてあげて下さい(笑)。

【元気なパンジーを皆様のもとへ】
農場で種を播き、水をかけて肥料をあげて、温度が高いとか低いとか、虫が出た病気になったと大騒ぎして・・・。幾多のアクシデントを乗り越えてやっと開花したパンジー達。トラックに載って出荷されていく様子を見るときは”よかったなぁ”と感慨深いものがあります。と同時にお客様のところでも元気に育っているのか心配になったり、農場からいなくなってしまうとなんだか寂しくなったり(咲くまでは早く出て行けと思っていたくせに)。
パンジーに限らずどんな花でもお客様に”元気で咲いてるよ”と言われると、もっときれいで元気な花を育てようと、鼻息も荒く張り切ってしまいます。
皆さんにお花を楽しんでもらえますように・・・。