
農場長のパンジー栽培記録【5】(03/09/27)
【今日はすかっと晴れました】
3.5寸のピンクポットのイエローブロッチ。
あれよあれよという間にこんなに大きくなりました。もうすぐ出荷できそうな勢いです!
花芽も順調に成長しています。早く咲かないかなぁ・・・。


▲8月28日植えピンクポット。左は9月15日の画像。こんなに大きくなってます。

▲8月28日植えピンクポット。花芽の拡大画像です。
9月11日に植えた黒ポットのイエローブロッチ。
こっちも順調ですよ。そろそろ開花促進用の肥料に切り替えましょう。

▲9月11日植え黒ポット。
4.5寸シルバーポットのイエローブロッチ。
ここ数日の気温の高さは、このシルバーポットのイエローブロッチに最も影響を与えました。こちらも株を大きくする肥料から、開花促進用の肥料に切り替える時期のです。

▲9月5日植えシルバーポット。

▲9月5日植えシルバーポット。4.5寸は13.5cmですから、株張りは約10cmくらいですね。
【ハイフラワーのパンジーは】
冬の寒さにはめっぽう強いパンジーは、夏の暑さが大の苦手。だから、気温が下がってきたこの時期、暑さで参ったパンジー達はすくすくと伸び始めます。
パンジーは気温が高いと節間がビロロ~ンと伸び上がってしまいます。生産農家によっては、矮化剤(植物生長ホルモン抑制剤)をかけてこれを防ぎます。ハイフラワーでは台風が過ぎ去ったこの時期に、温室の中から露地(温室の外)へ移動します。温室よりも気温が下がる露地に出されたパンジーは、雨や風や夜露などの自然の矮化効果を受けて、矮化剤を使わなくとも、かっちりと締まった株に育ちます。
ですから、お庭やプランターに植えると、すぐに新しい根を張り出してすくすくと育つことになるのです。
次回へ続く・・・。