
農場長のパンジー栽培記録【4】(03/09/23)
【大きくなーれ】
8月28日に植えたパンジーはこんなに大きくなりました。花芽もちゃんと大きくなり、あとは開花を待つばかりです。しかし、株張りがよくない内の花芽は摘んでしまって、一番花はお預けとなってしまいます(*)。開花促進用の肥料と成長用の肥料を、バランスよく組合わせて一番花と同時に出荷してあげたいところです。
(*)株が十分大きくならないうちに、花芽がどんどん成長すると、株がなかなか大きくなりません。時には花を摘んで調節することもあります。
また、このイエローブロッチは昨日温室から露地に出されてしまいました。この大きさになれば、台風が来ても大丈夫!このあと、秋のやわらかい日差しを浴びて、夜露に濡れて、雨に打たれてしっかりとした”ハイフラワー露地育ち”のパンジーとなっていきます。

▲8月28日植えピンクポット。温室内から露地圃場へ移動しました。
花芽の部分を拡大してみました。矢印のところが上に伸びて花を咲かせます。

▲8月28日植えピンクポット。花芽が付いているのがはっきりわかります。
9月11日に植えた黒ポットのイエローブロッチも、少しづつ大きくなってきています。大きな葉の間から先端が尖った小さな葉が出てきました(写真下)。これが花芽の出てくる合図です!よーく観察すると花芽が確認できます。

▲9月11日植え黒ポット。花芽が付き始めました。

▲9月11日植え黒ポット。赤い矢印のところ、6~7mm位の葉です。
9月5日に植えたイエローブロッチ(4.5寸シルバーポット)はまだあまり変化がありません。今は一生懸命根を張っているところだと思われます。すこーし葉の数が増えた・・・かな?大きな株になるために必要な時間と思われます。

▲9月5日植えシルバーポット。葉数・・・増えたかな?
次回へ続く・・・。