
農場長のパンジー栽培記録【2】(03/09/15)
【植えたてのパンジー】
前回ご紹介したパンジーのプラグ苗をポットに植えて、約2週間です。ピンクのポットは8月28日に植えられた苗の様子です。まだ写真には写りませんが、花芽らしきものがぽちょっと付いています。この小さな蕾が大きくなって花が咲くのが、今年は10月5日頃からでしょうか。

▲8月28日に植え込まれたイエローブロッチ。写っていないけどもう花芽つき。
そしてこちらの黒ポットが、9月11日に植えられた苗です。植えてからまだ4日なので、先のロットとはさすがに大きさに差がありますが、10月20日頃には花を開き始めます。

▲9月11日に植え込まれたイエローブロッチ。まだまだ赤ん坊です。
パンジー達は植えられるとすぐに適量の水をかけられて、栽培温室へ。暑い時は遮光カーテンを、雨が降れば温室を閉め、水をかけ過ぎたとか少なすぎだとか・・・、試行錯誤しながらスタッフが丹精こめて育てていきます。一日一日の水と肥料と温度で育ち方が大きく変わります。そして天候。
今日はこれから消毒です。青虫が出始めて葉っぱに穴が空き出しました。そろそろ立枯れ病(*)の予防薬等も混ぜて。暑さの苦手なパンジーですから、ちょっと機嫌が悪いと立ち枯れ病が出てしまうのです。さーて、仕事仕事。ではまた。
*病原菌は土壌中に存在することがほとんどで、暑さや湿気などで植物の状態が悪くなると根から侵入してきます。だんだんしおれて生育が悪くなり、最後には枯れてしまいます。特にまだ幼い植物は要注意。
次回へ続く・・・。