出荷品目

あ~| か~| さ~| た~| な~| は~| ま~| や~| ら~| わ~| 野菜・ハーブ| 目次

ダイアンサス(ナデシコ類)

ダイアンサスは古くから栽培され、ローマ時代に遡る。原産地は、アジア、アフリカ北部、ヨーロッパなど。現在約300種が所属する巨大な属で園芸的にも重要な位置をしめる。鉢花、花壇苗として流通するのはカーネーションを筆頭にセキチクやナデシコとの交雑種のF1テルスター、ベルフィーなどが多い。ダイアンサスとはギリシア語の神を表す言葉「dios」と花を表す言葉「anthos」からなり、「美しく神聖な花」という意味。

【ダイアンサス”テルスター”(Dianthus hybridus)】
ナデシコ科ダイアンサス属
植物分類学的には交雑系ナデシコとされている。F1テルスターは世界的に有名な品種で、セキチクとビジョナデシコの交雑によって生まれた。花色のバラエティーが豊富で、耐寒性も強く、次々に咲くので花壇でもプランター植えなどでも長く楽しめる。連作障害が出るので前年植えた場所はナデシコ類を2年ほど植えないこと。

telster.JPG (54389 バイト)

【ダイアンサス ”ベルフィー”】
種間一代交配による矮性四季咲きダイアンサス。比較的低温にも耐性があるので秋から春にかけて出荷が可能。画像はブラッシュピンク。

ダイアンサスブラッシュピンク

【ダイアンサス ”スーパーパフェ”(Dianthus alpinus)】
花は、紅紫色、中心部が白色で、その周囲に暗赤色の輪が入り、花径は3~4cm、小さな植物体なのに豪華です。葉は線形あるいは長披針形で、株はマット状に生育します。ロックガーデンに適しますが、最近は鉢物としてもよく出回ってます。 管理 夏の暑さに弱く、冬の寒さには強い。繁殖は挿し木で、秋に行う。

ダイアンサススーパーパフェ

【ダイアンサス ”ミーティア”(Dianthus superbus)】
ナデシコ科ナデシコ属原産地は日本、東アジア方面。
和名はカワラナデシコ。茎は高さ30~80cm程度になり、秋に比較的長く開花する丈夫な植物だが、過湿を嫌うのでう排水性の良い土と日当たりの良い場所を選ぶ。

ダイアンサスミーティア ダイアンサスミーティア

【フジナデシコ(Dianthus japonicus)】
ナデシコ科ナデシコ属
ハマナデシコのこと。花の色からフジナデシコの別名が付いた。本州中南部を中心に分布する。厚みのある照り葉はつやつやで、剛直な茎は海浜植物の特徴。加えて耐暑性が強い。これらの特性は他のDianthus属植物と相違点が多いにもかかわらず、種間交雑が可能。江戸時代には園芸品種が育成されている。

fujinadeshiko.JPG (36186 バイト)

タマクルマバソウ(玉車葉草)(Asperula orientalis

アカネ科
原産地はアジア、コーカサス地方。春から夏にかけてに紫がかった青い花を玉状に咲かせる。写真は「ブルーシャンデリア」という品種。先端が4裂している筒状の花が集まって咲く。

tamakuruma.JPG (39973 バイト)

デージー(Bellis perennis

キク科ヒナギク属
太陽の光が射すと花が開き、曇ると閉じてしまうことから、太陽の目(Day's Eye)デイズ・アイがデージーに転訛したものとされている。きわめて多くの園芸品種が作出され、赤、白、桃など多くの花色を楽しめるようになった。耐寒性があり丈夫で育てやすい植物だが、用土を極端に乾燥させると下葉が黄化する。

dasy_p1.JPG (64034 バイト) dasy_w2.JPG (59624 バイト) dasy_r1.JPG (57963 バイト)

dasy_p2.jpg (61337 バイト) dasy_p3.jpg (62042 バイト) dasy_c.jpg (24465 バイト)

チューリップ(Tulipa spp.)

ユリ科チューリップ属
子供が初めて花の絵を描く時、もっとも多いのがチューリップ。可憐な姿は世界中で愛されている春の代表的な花。原産地はイランとされており、イランではラーレ(lale’)と呼ばれ、「非のうちどころのない恋人」という意味。野生種はシルベストリス(Turipa sylvestris)であるとされる。シルベストリスとは「野生の」という意味。チューリップの語源は回教徒が頭に巻くターバン(turban)のことで、花の形が似ているため。ヨーロッパでのチューリップ栽培の歴史は16世紀ごろからだが、トルコでは15世紀には広く栽培され、オズマン王家の紋章にもなっていた。蛇足だがハイフラワーのシンボルマークにもなっている。オランダの商人がこのトルコのチューリップをヨーロッパに伝えたとされている。十字軍が野生種を持ち帰り、ヨーロッパにもたらした説も有力。普通にチューリップと呼ばれるものは改良された園芸品種のことで、比較的原種に近いものをボタニカル・チューリップ(植物学的チューリップ)と呼び、区別される。花色は赤、白、黄色、ピンク、紫、黒褐色など花形と共にバラエティーにとみ、美しく楽しい。花壇への植付けは11月ごろ、しっかりと寒さに当てることがポイント。花後、夏は地上部が枯れて休眠する。その後球根を掘り出して秋に植え付けて繁殖させる。ただし、開花後の気温上昇が早い暖地では球根の肥大が不足し、着花率も低下するので、毎年更新するほうがよいとされている。

maririn1.jpg (26109 バイト) turip_w12.jpg (40695 バイト) turip_w2.jpg (61657 バイト) turip_w7.jpg (47311 バイト) turip_red.jpg (51213 バイト) olimpic_frame.jpg (27385 バイト)

ツルマサキ(Euonymus fortunei

ニシキギ科ニシキギ属
常緑低木で原産はアジア。斑入りの光沢のある美しい葉が特徴。寒さに強く強健な性質なので庭のアクセントにピッタリ。寄せ植えに使ってもカラフルな花たちに負けない存在感を持つ。挿し木で繁殖する。写真は品種”ハーレカイン”。

turumasaki.JPG (49783 バイト)

デルフィニューム(Delphinium spp.)

キンポウゲ科デルフィニュウム属
オオヒエンソウと親しまれ、古くから栽培される一年草または多年草。名前はギリシア語のイルカ=delphisに由来し、花やつぼみの形が似ていることにちなむ。多くの種が交雑され、4,000を超える品種が育成されている。耐寒性があるが、夏の高温下では発芽障害を起こすため、一般的には秋播きとして春から初夏に開花しさせる。鉢物の他切花としてもその豪華な花の存在をアピールしている。花言葉は「移り気・気まぐれ」。

delphy3.jpg (97876 バイト)

トレニア(Torenia fourmiei

ゴマノハグサ科トレニア属
インドシナ原産で暑さに強く夏花壇に最適な花。紫色が主流だがローズやピンク、白もある。和名はナツスミレ。風流な名前。花言葉は「温和」。根腐れを起こさないように通気性の良い土に植えるのがコツ。

trenia_1.JPG (44324 バイト) trenia_2.JPG (44682 バイト) trenia_3.JPG (49394 バイト) trenia_4.JPG (36999 バイト) trenia_5.JPG (44756 バイト)

ページのトップへ戻る

HOME

会社概要