トマトトマトトマト~トマトを食べ~ると~

【農場長、トマトに挑戦する】

【はじめに】

”我家にトマトが来た”

温室内での栽培風景

私は花の生産者ですから花しか作れないのです。それでも家の庭にトマトを植えて子供たちに食べさせたくて植えたことがあるのです。 しかし葉や茎はどんどん生長するものの、さーっぱり実がつかず、夏になって引っこ抜くと根はほとんどなく、おまけに根こぶ線虫にすっかりやられていて、かわいそうにとても実をつけられるトマトではありませんでした。

それ以来我が家でのトマト作りはタブーとされてきました。

 昨年のことです、あるお客様の依頼で、トマトの鉢植えを作ったのです。 そのトマトたちがお客様のところに運ばれて行った後、残ったトマトが実をつけて赤や黄色に色づきました。水をあげながら「仕方なしに」食べてみるとこれがおいしいじゃないですか。素人が花を作るように植えて水をあげただけで、こんなにおいしいトマトを収穫できるなんて大げさのようですが夢のようでした。

そして、出荷終了後、残った鉢の一つを家に持ち帰ったのでした。

すると下の娘の第一声が”我が家にトマトが来た”というわけです。そしてその後のトマトの鉢植えは予想通り私が水を与え、娘が食べるという”中むつまじい”父娘の姿を見つづけることになったのでした。・・・トホホ。

【という訳で】

「トマトの苗はこのくらいの丈で、花がついてはもうダメ」とか、「わき芽は取って1本に仕立てにして・・・」とか「花が咲いたらホルモン剤を・・・」とか、いろいろと面倒なことを言われているトマトですが、私のような素人でも簡単に栽培できておいしいトマトがあるという事です。 実際、土も肥料も花作りで農場で使っているものを、わき芽は気が向くと取るし、取り忘れて花をつけてしまったら”実までつけてね”とそのままにして・・・。でも甘くておいしいトマトがちゃんと成るのです。

【さーて・・・】

いずれにしてもスーパーで買ってもトマトはかなり安くなってきている季節ですから、お金をできるだけかけずにおいしく食べたいですね。

たとえスーパーで買った方が安かったとしても、うらみっこなしですよ。家族みんなでトマトの話ができれば”我が家にトマトが来た”作戦は大成功なのですから。

もしよかったらこのトマト1鉢から何個取れたか教えて下さい。私も負けませんよ。

では頑張りましょう。


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