トマトトマトトマト~トマトを食べ~ると~

【最終回】9月4日

あー、忙しさにトマト日記をおろそかにした8月。もうみてくれている人もいないでしょうね(;;)。めげずに最終回です。

トマトを3品種揃えて始まった「花農場のトマト」ですが、やってみると”トマトをプランターや鉢植えで作るのは大変”という結果を残すばかりとなりました。

ここからスタート 大きくなりました・・・

↑おおむね3ヶ月でこんなに大きくなりました。


なにが大変かって、トマトの知識がないことが一番大変。なにせ花しか育てたことがないものだから、適正な水の量、肥料の量が分らない。”水を控えると甘くなる”という神話を信じて水を切ったら花が落ちてしまって”実”どころじゃない。水をあげてると肥料が不足してこれまた花の数が少なくなる。トマトとは、やはり実のなる野菜であって、あの実は農家の皆さんの素晴らしく高い技術と大地からの恵みによって生まれるということを思い知らされました。


鈴なりトマト

でも、肥料も水も適度にたっぷりあげると木ぶりがよくなり、実も着いてくれることが分りました。ただし、今までのところ、それぞれの品種を20~30粒しか食べてませんから、果たしてトマトは作って食べるべきか、買って食べるべきかの結論は農場長としてはあまりに恐ろしくて、出すことは差し控えたいと思います。

しかし、実際に実がついて大きくなり、赤や黄色に色づいて、その実を取ってそのまま口に入れたときのおいしさは何物にもかえ難いものがあります。やはり”食べられる”ということはいいですよね。ちょっと青さの残っている実が手にあたって落ちたとしても、それが普通は食べないような青さであっても、もったいなくて食べてしまう。食べてみると青さの中にあのトマトの甘さが隠れていて、単純に”こんな味がするんだ・・・”と。


という訳で、尻切れトンボになってしまったトマト日記は終わって行くのですが、農場事務所の裏にあるこの3鉢のトマトは、もうしばらくこのままにして実を取りつづけるつもりです。

耳掻きスタンドのトマト君。耳掻きがないけど。

今年の夏はおかしな夏でしたが、皆様、元気いっぱい本格的な秋を迎えられるように、ひとまずは夏の花と野菜を楽しんでください。まだ、少しは暑い日があるはずですから。

終わり


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●栽培ポイント

●農場長トマト栽培日記

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